ぶつだん かわむら

神棚、神具について


家庭での神棚まつり


古代日本では、心のよりどころとして自然を神聖視し、毎日の生活に取り入れ、家庭の平穏無事を願いました。
現代の私たちは、家庭に神棚をまつることによって精神の安定や生活のリズムを得、毎日祈り、感謝する事が明日への希望となり心豊かな気持ちになることでしょう。

神棚をまつる場所は?

南向きまたは東向きがよし、とよく言われております。またその上に人が歩くような部分はタブーとされております。しかし住宅事情によりお掃除のしやすい場所なら特にこだわる必要はありません。と考える神官さんも存在します。神官さんやお店で相談して決めましょう。

お供えするものは?

米(ご飯)、水、塩。毎月一回やお祭り(大祭)、正月などには御神酒。榊(さかき)は枯れないように気をつけます。

神棚各種 水玉(水) 湯のみ(水)
榊立・榊(さかき) かわらけ皿(米、塩) 平子(御神酒)

御神体、御紙札とは?

三社(扉が3つの神棚)の場合は、中央に伊勢大神宮様(天照皇大神または神明さまとも言う)。次に右に自分の氏神様。左は個人的に選んだ神様。といった順序はあるのですが、かなり地方性があります。ご神札(当麻)は一年ごとに取り替えましょう。
特に津軽地方は古くから御神体の種類が非常に多く、山ノ神、白神様、八代龍神、恵比寿大黒、不動明王、稲荷様、二十三夜様、岩木山・・・など数十種類にのぼります。

八代龍神様の御神体