ぶつだん かわむら

お仏壇の洗濯?


永い間、見守ってくれたご先祖様に感謝を込めて・・・


先祖代々礼拝しみけてきたお仏壇も、職人の手によって新品同様に仕上げ直しすることができます。これをお仏壇業界で「洗濯」といいます。
しかし、選ばれた熟練職人達が解体、煮沸、乾燥、埋め木、彫刻、金箔押し・・・・とあらゆる工程を経て完成させるために、納期、見積、仕様変更などさまざまな打ち合わせが必要となります。
金仏壇は当店スタッフが見ればどの「産地」なのか「型」はなにか、すぐ判別できます。金箔の種類も1号から4号、五毛箔、さらに光り仕上げ、消し仕上げ、金粉、プラチナ箔・・・・と多岐にわたり、お仏壇の「型」で指定されております。金具も同じように復刻(漂白、再メッキ)、新規と選ぶべき事柄は多いのです。「型」を見極める目と、それに対応した全国の職人選びが一番、大事になります。
「料金は新品で買う金額の1/3」と、うたうお店もありますが、大量に新規ロッドで作る新品のお仏壇より前述した工程を経て洗濯する方が、むしろ高い場合もあります。
まずは私たちスタッフがカメラで画像におさめ、概算をお出しして、お客様と仕様説明を話し合い、職人に細かな見積金額を積算していただきます。その上で、さらにお客様のご希望金額に近づけるべく、具体的な仕様変更を重ねる訳です。

ご家族で相談の上、お気軽にお電話いただければすぐに参上して、説明いたします。


「三尺七寸 三河壇 弓欄間二層極上宮殿」


このお仏壇は100年近い前のお仏壇です。四ヶ月の期間で完全に洗濯をしました。

障子腰蒔絵                          須弥檀                          宮殿内部